ポエトリーリーディングを聴こう! ~音楽と朗読と祈りと。~
「ポエトリーリーディング」を知っていますか?
- (poetry reading、ポエトリーリーディング) 詩人が自作の詩を朗読するアート形態。ラップミュージックにのせて詩を読んだり、ビートボックスとコラボレーションして詩を読んだりという形態もある。1950年代のビートニク文化を代表するアート形態でもある。.. 続きを読む
- このキーワードを含むブログ (今週 1 件) を見る
音楽と朗読が合わさった曲がこれにあたるイメージがあります。
今回は歌っている声の違いごとに分類して紹介します。
①VOCALOID ②UTAU ③女性ボーカル ④男性ボーカル
この順番で紹介していきます。
①VOCALOID
ポエトリーリーディングの曲で初めて聴いた曲。こちらの動画で知りました。 初めて聴いた感想は、「熱い……!」でした。暑苦しいの熱いではなくて、熱意とか魂とか感じちゃうほうの「熱い」です。つまり、とても気に入りましたとさ。
もう一つ、VOCALOIDの歌声も驚きました。VOCALOIDは歌うのは得意ですが、しゃべることは苦手としています。でも、この作品は熱く語られている。語りがこんなに自然で熱いのは初めて聴きました。
なおこの作品はPart2もあるので気になった方は、ぜひぜひ。
月読アイはVOCALOIDではなく、VOICEROIDで入力したテキストを読み上げてくれます。幼い声が印象的です。
②UTAU
UTAUからも一曲。VOCALOIDよりもUTAUのほうがおしゃべりが得意なような気がするので、もしかしたらこういった作品も増えるのかも。
③女性ボーカル
優しいささやき声と美しく儚い歌詞が素敵です。
カッコいいギターの音と甘い声が対照的な一曲。
④男性ボーカル
“choriさんの作品に音楽をつけました。”とあるので、朗読に音楽をつけた作品なのかな。
ポエトリーリーディングは、トラック(曲)があってそれに合わせて歌詞を考える場合と、歌詞を考えて考える場合どちらが多いのだろう。
後者かな?
電波ガールさんの遥の別解釈。切ないやつだそうです。秒速5センチメートルをテーマにした曲ですが、この作品を知らなくても聴きごたえのある曲です。(ちなみに私は秒速5秒センチメートルを見たことがありません。)
コメントを読んでみると、より楽しむためには見た方がいいみたいです。
ポケットにしまったはずの夢と現実と。
「生きる」 by 不可思議/wonderboy Track by Yuji Otani - YouTube
谷川俊太郎さんの「生きる」をアレンジした作品。
個人的な話になってしまいますが、合唱部だったときに歌ったことがあるんですよね。だから、このアレンジは衝撃的でした。もちろんいい意味で。
女声四部(重唱アカペラ)で歌ったこともあり、雰囲気も全然違っていて同じ歌詞をもとにしているのにこんなにも違うのかと。音楽ってとっても面白いなあ。
さて、いかがだったでしょうか。朗読を聴くことが好きな人は気に入るかもしれませんね。
私は音楽は祈りだと思っているのですが、ポエントリー・リーディングは「祈りっぽさ」を強く感じます。だから好きなのだろうね。あと、詩を読むことも好きなのも大きいですね。
ポエトリーリーディングについて書こうと思ったのは、この記事を読んだためなのでぜひ合わせて読んでみてください。
詩の世界観が繊細で文学的な「日本語ヒップホップ」のまとめ - NAVER まとめ
ポエトリーリーディングに少し似ているポエムコアについてもまとめられたらいいなあ。