音のまにまに

おんがくや好きなことについて、のんびりと。

VOCAROCKと秘密 ~キーワードで聴くボカロ曲~

キーワードで聴くボカロ曲第一回目は、秘密です。今回はVOCAROCKでタイトルに秘密が含まれている曲を集めました。

ぶりるP さん / “秘密警察”

朝から 晩まで オマエを 監視する(みる)

「みうー!」弾幕でおなじみの一曲。

Task さん / “秘密遊戯”

一人じゃつまらない 二人でしないと意味がない

※キーの高い声が苦手な人はこちらの歌ってみたがおすすめ

稲葉 曇 さん / “秘密音楽”

「ひとりきり」で、始まる秘密の歌詞

クールなユキうた。憂いを帯びた声と リズムに合わせて指パッチンや瞬きをする姿が相まって癖になります。

西沢さんP さん / “秘密男女の関係”

僕はいつだって仮面の下に秘密を隠して 笑って生きるのさ

ほろ苦い恋のうた。

もちーべP さん / “秘密基地”

ここはぼくらだけの 秘密基地

小学生のころを思い出す一曲。

さて、知っている曲は何曲ありましたか? 次回は、同じキーワードでジャンルを変えて紹介していきます。

お楽しみに♪

音楽をきいて頭が真っ白になる。

 今年初めてのブログは、音楽についての雑記です。

 音楽をきいていて頭が真っ白になる。誰もが一度は経験したことがあるんじゃないかな。椅子に座ってきいているはずなのに、私が今ここにいる感覚も何もかも吹っ飛んで頭の中が音楽でいっぱいになる瞬間を。

 曲が終わって初めて「今!音楽に意識もっていかれた!」と気付く。そして、目を閉じてもう一度聴きたくなる。

 目を閉じて耳だけ開けて(?)音楽を聴くのが好きだ。音だけに集中すると、自然と何か浮かんでくるときがある。それに身をゆだねてぼんやりと楽しむ。その後にMVを見ると二度おいしい。

 音楽は、いろいろなものを運んでくる。懐かしい記憶だったり、見たこともない風景だったり、色や匂い、季節を運んでくる。物理的にみたらただの空気の振動なのに。

 頭の中が真っ白になるのは、音楽が運んできた情報量が多すぎていっぱいいっぱいになるから。曲を聴いて涙するのも同じ。たぶん。

 同じ曲を聴いても一人ひとりに届く情報量は違う。好きな曲を何度も繰り返し聴くことで、情報量は増える。意識して聴いた回数が思いれの強さ(≒情報量)になる。

 ただ、増やすことができる量には限りがある。初めて聴いたときの、衝撃にはかなわない。どれだけ聴いても。(でも、これは悲しいことじゃない。何度も聴いた大切な曲はあなたの一部になっているはずだから。)

 私が新曲を毎日チェックするのは、その衝撃を味わいたいからかもしれない。

 書いた状態:ねむい かかった時間:2時間ぐらい

   翌日少し加筆&修正しました。

ガラスごしの恋のうた だよねP / “金魚の向こうにはいつも君がいる”

 2015年上半期VOCALOID10選の一曲目は、こちら。

だよねP / “金魚の向こうにはいつも君がいる”

 小説の題名になりそうな印象的なタイトル。水の中の金魚は、綺麗で――と金魚を中心とした恋の歌なのかな?と予想していました。でも、違いました。

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2015年上半期VOCALOID10選

 一年の半分が過ぎたので、上半期10選やってみました。忙しくてそんなにたくさん聴けていなかったのですが、選曲は悩みました〜。

#1 だよねP / “金魚の向こうにはいつも君がいる”

#2 leal / “ジャズ・ダンス・ステップ”

#3 23.exe / “Skip99”

#4 Mitchie M / “ニュース39”

#5 aquabug / “集じさい”

#6 risou / “雨宙寫眞”

#7 MSR / “ピープ”

#8 100回嘔吐 / “生きろ”

#9 moff / “ライフイズビューティフル”

#10 40mP / “だんだん早くなる”

※この選曲をみて、「あの曲も好きそうだなー」と思った人は@tanpopo111にリプライ下さい!

雨音に耳を澄ませて ~VOCALOID雨曲~

 桜も散り、葉桜の青さが初夏を感じさせる気がします。そろそろやってくるあの季節。

 そう、梅です。今回はが降る日に聴き入りたくなる曲を紹介します。

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2014年、印象残ったVOCALOID曲+UTAU曲 ~後編~

 2014年に投稿された曲で個人的に印象に残った曲の感想を、つらつら書いていく後編(完結編)。なお、秋から多忙により曲を聴けなかったため、上半期に投稿された曲多めです。

9:yui / “わんわんテール”

 片思いソングは鏡音リンによく似合う!本作は切ない方ではなく、可愛い方の恋の歌です。

 隣の席の君が気になるけど、同級生扱いさえしてもらえない。素直になりたいけど、なれない。少しずつ素直になろうと頑張る女の子は、とっても可愛らしいです。

 親しみやすい漫画風な動画と応援したくなる恋のお話をお楽しみください!

10:トマ豆腐 / “あー”

 こちらも鏡音レン君はまり役だなーと思った一曲です。理不尽なことに対して「なんで?」と切実に歌い上げている(わめいてるor吐き散らしてる)けど、明るい印象があります。

 今まで聴いた中で少年っぽく歌っているレン君だな、と思いました。

 “へ?”と“一番嫌いだしね”の“しね”と”もう!”。この三箇所は何度聞いても、笑ってしまいます~。

 鏡音レンオリジナル曲でもお気に入りの作品です。

 この二曲を聴くと鏡音は可愛いことがわかると思います。そんな鏡音リン・レンのV4Xが2015年発売予定だそうです。

 鏡音が流暢な英語で歌ってくれるのが、なぜか想像できません~。今年、新たな鏡音に出会えることが楽しみです!

 以上で2014年、印象に残ったVOCALOID及びUTAU曲(全10曲)の感想文はおしまいです。2015年もよい鏡音……VOCALOID&UTAU、おんがくに出会えますように!

2014年、印象残ったVOCALOID曲+UTAU曲 ~中編~

 2014年に投稿された曲で個人的に印象に残った曲の感想を、つらつら書いていくシリーズ中編です。なお、秋から多忙により曲を聴けなかったため、上半期に投稿された曲多めです。

4:yukkedoluce / “君と魔法の物語を”

 yukkedoluceさんこと黒髪ストロングPさんの曲。『きみがすき』を初投稿されてから4年を締めくくる作品でもあります。

 好きな作り手さんが引退するのは、いつかやってくることです。でも、やっぱり寂しく思ってしまいました。

 yukkedoluceさんの新しい物語がもし読めたら……と今でも少しだけ期待しています。

5:雪月 / “Sugar Candy”

 WILってこんなに優しい声なんだ!と思った一曲。ZOLA PROJECTの一員である彼の声は、ハスキーで耳に優しいです。

 “砂糖菓子のようなみたいな恋をしよう”というフレーズが印象的で、幼馴染片思いソングが好きな方におススメです。

 この曲でWILLの歌声=砂糖菓子というイメージが定着しました~。

6:イズレ / “Weep”

 鏡音リンの歌声に惚れ直した一曲。リンちゃんすげえ。

 曲の構成も、静と動がはっきりしていて印象的でした。

7:いのっぴ / “夢の中のマリン”

 ずっと聴いていたい一曲。寝る前に聴くといい感じで眠りにつけそうです。

 幼げな初音ミクの歌声とベースの低音、懐かしい感じがするギターの音がお気に入りの作品です。

8:aquabug / “bloom”

 咲き誇ることを願う一曲。

 この曲で一番好きなところは、“光合成”と「高校生」を掛けているところです。歌詞の中では、「高校生」という単語は一度も出てきません。でも、歌詞や映像をなぞっていくとそれを思い浮かばせます。

 私は掛詞や言葉遊びが好きで、似た発音の単語や動詞をいくつか並べて、一つの物語が浮かぶようにする遊びをTwitterでやっています。そのため、はじめのフレーズ“「僕はなんだってできるさ」と言ってる君/光合成”を聴いた瞬間、にやにやしてしまいました~。

 イントロのピアノの音で惹きこまれ、歌詞を丁寧になぞりたいと思った一曲です。

 あと、高校生のときの自分が聴いたらどう感じるのかな、なんてことを思いました。

 残り2曲は、また明日。 お楽しみに~!