音のまにまに

おんがくや好きなことについて、のんびりと。

ただのボカロ好きが名古屋でDJをしたよ

 生まれて初めてDJをしたVOCALOID ch.から二か月。ご縁があって「情熱製作所」というイベントでDJさせて頂きました。 

 VOCALOID ch.と同じく二番手でしたが、今回がイベント第一回目だったこととDJとアーティストさんやアイドルさんのLIVEで構成されるサブカルイベントだったので、どんなDJをやろうか悩みました。

 考えた結果、LIVE前なのでしっとりボカロで回すことにしました。

 DJするのは二回目なのですが、やはり緊張とふわふわした気持ちが交差していました。イベント当日は緊張からかかなり早く目が覚めていました。

 手焼きのCDにヘッドフォン、メモ、財布……etc.忘れ物がないかチェックしていざ会場へ!

 VOCALOID ch,のときはUSBでDJしたのですが、今回はUSBが使えないということでCDを使ってDJすることに。初めてCDを使うので少し不安でした。

 無事会場に到着してリハーサルが始まりました。音出しをするときに、CDのトラック名がなんと文字化けしてることに気づきました。

 でも、大丈夫!トラックリストをメモした紙を準備してきていたので。備えあれば憂いなしですね。

 リハーサルでは、演者でボカロ歌ってる方が多くいらっしゃって嬉しく思いました。

 あっという間にOPの時間に。一番手は白猫さん。お腹がすいていたので、フレンチトーストを注文して腹ごしらえ。(美味しかったです。)

 とうとう私の番になりました。CDを入れてトラックを選択して、再生ボタンを押す。押す瞬間が一番どきどきしました。

 1曲目は、椎名もたさんによる“さよならアストロノーツ -cokegane no uta mix-”です。原曲は小林オニキスさん。宇宙のような浮遊感と懐かしさを覚える一曲です。

 1曲目は宇宙っぽくて椎名もたさんの曲をかけたかったので、かけました。また、歌詞がとてもいいのでフルがけしました。

 2曲目は、koyori(電ポルP)さんの“夢町コントラスト”です。夕焼けが似合う聴き入る一曲です。こちらの曲も浮遊感があって、ふとした瞬間に懐かしい日に戻ってしまいそうです。

 曲の終わりに終わると見せかけてもう一度サビがやってくるのが、この曲の美味しいところなのでフルがけをしました。

 3曲目は、じょんさんの“異次元”です。虫の音に開ける音、足音に「ただいまー」の声。涼やかで美しいピアノ。懐かしいあの日に帰れるような気がする一曲です。

 4曲目は、(仮)Pさんの“透明交差点”です。タイトルのように透明感があって引き込まれる一曲です。3曲目とセットで聴くと個人的にそれぞれのよさが引き立つと思い、この順番でかけました。

 5曲目は、sea-noさんの“想い秘密”です。浮遊感とキラキラとした音が心地よい一曲です。実は、つなぐときに秒数を読み間違えてつなげてしまって、一瞬ヒヤッとしました。せっかくつくった空気感が壊れなくて、ホッとしました。

 6曲目は、雨の介さんの“月の糸”です。暖かくて優しく包み込みような一曲です。まさに月の光のように優しい作品です。音源を下さった雨の介さん、ありがとうございました。

 7曲目は、ジミーサムPさんの“Starduster”です。ジミーサムPさんの曲で一番好きです。歌詞は孤独で愛を求めて叫んでいるのですが、曲は全てを受け入れ、包み込むような温かい愛の溢れる優しい音をしています。全部聴いてほしくてフルがけしました。

 8曲目は、氷夢Pさんの“銀色ハイウェイ(-12℃)”です。ここから雰囲気がガラッと変わります。音がひんやりとしていて、冬の夜のようになります。くるくると曲調が変わって、聴いていて楽しい一曲です。

 9曲目は、mirgliPさんの“Between the sheets”です。夜の雰囲気つなぎです。また、リキットファンクをかけたい!と思たのでかけました。ステップを踏んでくれる人がいらっしゃって、嬉しかったです。

 10曲目は、VAN DE SHOP は“ONE OFF MIND”です。“Between the sheets”と雰囲気が似てると思い、かけました。お洒落な一曲でフルで聴いてほしくてフルがけしました。

 11曲目は、松傘さんの“Shooting star”です。ミラーボールの光を浴びながらゆらゆらしているイメージの曲です。残念ながら会場でミラーボールは回ってなかったのですが、クラブ(箱)によく似合う一曲だと思います。

 音源を下さった松傘さん、ありがとうございました。ゆらゆらと揺れてほしくて、フルがけしました。

 12曲目は、椎名もたさんの“Goodmorinig*GoodbyeGoodbye”です。最初の曲につながる感じでこの曲を選びました。この曲も歌詞がすごくいいのでフルがけしました。

 13曲目は、青屋夏生さんの“日記”です。この曲で〆たいと思っていたので、できて満足です。冬が似合う一曲で、生きることを考えさせられます。この曲もフルがけしました。

 5曲目くらいまでおそるおそる再生ボタンを押していた気がします。でも、すごく楽しかったです。自分のかけたい曲がかかって、フロアで響いている。その場の空間の空気を作ることができる。

 またDJしたいと思いました。

 今回はフルがけした曲がたくさんあって、これでいいのかな、と不安に思っていました。でも、あるDJさんに褒められたので自信をもつことができました。

 この調子でDJ頑張りたいです。

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 来月23日に行われる「情熱製作所工程2」にDJさせて頂くことになりました。名古屋で行われるので、よかったら遊びに来て下さい♪

 詳細は下記をご覧ください。 twipla.jp

VOCALOIDやUTAUのFuture Bassを聴こう!

 あなたはFurure Bassという音楽ジャンルを知っていますか?どんな音楽かというと

 こんな感じの音楽です。


Pusher - Islands, Waves, Caves, & Skies

 Pusherさんの“Islands, Waves, Caves, & Skies”という曲です。ヨッシーの声やゲームの効果音がいい感じに使われてますね。

 今回はそんなFuture Bass(VOCALOIDやUTAUなどの合成音声が使われている)作品を紹介します。

#1 沫島 / “フロート”

 キラキラといた音とIAのふわふわとした声に時折入る水音が心地いい作品です。フロートを飲んでのんびりしたくなりますね。

#2 ぷぐ(gaburyu) / “とける”

 波の音にとけてしまいそうな作品。聴き入ること間違いなしです。カメラのシャッター音がいいアクセントになっていますね。

#3 しろにゃん / “ちがい”

 夢の中にいるようなどこか懐かしい一曲です。素敵なPVを堪能した後に、目を閉じて聴き入ってほしい作品です。

#4 Ujico* / “Tell Your World (Snail's House Remix)”

 原曲と比べてキラキラ度がアップしていますね。キラキラとした未来を予感させるRemixです。

#5 coralmines / “39 ғʟɪp™ (sasakure.UK×DECO*27 feat. 初音ミク 『39』Remix)”

 原曲と比べてピコピコした感じがアップしていますね。チップチューン寄りのアレンジなのでどこか懐かしさを覚えます。

 今回はFuture Bass作品を5つ紹介しました。いかがだったでしょうか。未来を感じさせたり、どこか懐かしさを覚えたりいろいろな曲がありましたね。(VOCALOIDやUTAUといった合成音声とFuture Bassは相性がいいと思うので、増えていくのではないでしょうか。)

 Future Bass気に入った!面白いかも!と思った方は、タグやキーワード検索であなたのお気に入りの作品を見つけてみて下さい。

ただのボカロ好きが、ピコシマメさんのあるmixを分析してみたよ

 ピコシマメさんのmix(上に貼ってあるmix)が好きすぎるので、自分なりに分析してみました。分析というよりも感想文に近いかもしれません。mixを言葉で表現してみたのほうが正しいかもしれませんが、よろしくお願いします。

 ちなみに、私の文章読まなくてもmixは絶対聴いてほしいので、ぜひ聴いてみて下さい。

1 Q flavor & CLOCK MUSIC / “展望盤のメリィ”

 涼やかな音からスタート。夢の中にいるような不思議な浮遊感。ハスキーであたたかな声と合わさって、音の波に吸い込まれてしまう。電子音さえ心地がいい。

 ゆらゆらと音の波に揺れていたくなる。

2 haruka nakamura / “every day”

 あたたかなアコギで二曲目へ。優しいアルトの歌声とアコギに包まれる。こちらもゆらゆら舞いたくなる一曲だ。

儚げなピアノのリフが神秘的な雰囲気を醸し出している。音の重なりが徐々に増えていき、音の響きが広がっていく。

3 Akira Kosemura/ “Departure”

 ピアノつなぎで三曲目へ。この曲もゆらゆら揺れていたくなる一曲だ。音の波が引いてはよせ、引いてはよせを繰り返している。そんな曲だ。

4 sansuiP / “光化学スモッグ注意報 (Go-qualia "Kids InUnderground Shelter-Mix")”

 アナウンスが始まってガラッと雰囲気が変わる。音や声の波にむわっと包まれて、ときどき電子音が降ってくる。煙の中を一人歩くようなピアノが印象的だ。

 しばらくの静寂のあと、どこか不安になるピアノのリフと声の波が押しよせてくる。カエルの鳴き声が遠くから聞こえ、声の波が引くにあたって近くなる。

5 sawako / “meteor shower”

 虫の声が一つ。鳥か何かの動物の声が聞こえてくる。その声はだんだん増えていく。また、音の波に包まれる感覚。涼やかな虫の声。音がぐるぐると包み込んでくる感覚。

6 Go-qualia / “鳥がすごいね”

 足音で次の曲へ。鳥のさえずり、人の声が聞こえる。神社にいるような一曲。

7 yutaka hirasaka / “rain”

 あたたかなアコギの旋律が入り、時間が夕方になった感覚を覚える。日も暮れ灯がゆらゆらと優しくあたりを照らすような、優しく降り注ぐ雨のような一曲だ。

8 affable noise / “emerge from the darkness

 降り注ぐひんやりとした音。それはまるで氷のよう。そこからまた吸い込まれそうな音の波が押し寄せてくる。

9 The Kennies / “Wonderland step”

 声の波が押し寄せ、次の曲へ。ハッするような高音や低音。突然入るミクの声がいいアクセントになっている。

10 Q Flavor & CLOCK MUSIC / “地球蝕”

 風が吹くような音で次の曲へ。

 ちなみにこの曲、先日のVOCALOID ch.でピコシマメさんが私の最後の曲メテオからつないでくれた曲、だった気がします。違ってたらごめんなさい。

追記:あってました。

11 sane masayuki / “chafe”

 凛としたピアノで次の曲へ。音の波がゆったりとあたりを包んで、その行き先をピアノが指示しているような感覚がしました。

12 haruka nakamura / “lamp

 遠くから徐々に近づいてくる涼やかなピアノの音。優しいピアノの音が、小さくでも確かに響き渡る。

13 Sigur Rós / “Hoppipolla”

 ゆったりとしたピアノで徐々に盛り上がる様は、感動のフィナーレへの道。ボーカルの優しい歌声にうっかり泣きそうになる一曲だ。

14 haruka nakamura / “Plus”

 終わったとみせかけて新たな音の波が生まれる。その波は徐々に広がりをみせる。

15 Bate MIDI 4 Too_A Buried Motif 2 / Go-qualia

 電子音の波が押し寄せてきて次の曲へ。エフェクトのかかった歌声が印象的な一曲だ。


 いかがだったでしょうか。このmixは最初聴いたときの衝撃がすごくて、いつか分析したいと思っていました。こうして言葉にすることができてよかったです。

 実は先日行われたVOCALOID ch.というクラブイベントでは、このmixをリスペクトする気持ちでDJしました。

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 DJした感想はこちら。 ただのボカロ好きが、生まれて初めて人前でDJをしたよ - 音のまにまに

 DJは音楽をつないで一つの世界を紡ぐ素敵な行為なんだ、と思います。そんな紡がれた世界に触れていたいし、自分も紡いでいけたらいいなと思いました。

 ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

ただのボカロ好きが、生まれて初めて人前でDJをしたよ

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 人前でDJをする。そう決まってあっという間に一か月が過ぎ、当日を迎えることに。そんな私は、まだ夢をみているような感覚から抜け出せずにいました。

 VOCALOID ch.というクラブイベントにダメ元で公募を応募したら、受かってしまいました。大好きなボカロでDJできる機会をもらったことに、本当に嬉しく思いました。

 一枠だけ作文、あと全部はジャンルを変えてmixを録って応募したのですが、ボカロを愛する気持ちが伝わったのかな、なんて。

 まさかDJ機材を買うよりも先に、人前でDJすることになるなんて嬉しい誤算でした。


 ふわふわとした気持ちで会場へ向かう私。方向音痴のため少し迷って、なんとか到着しました。GPSが上手く作動しなくて変な汗をかいたなんていえません。

 主催や出演者の皆さんと挨拶をして、いざ音出しへ。

 ――うわ、全然違う。家でぽちぽち練習したときとは、全然違う感覚。正直、焦りました。ああ、今日ダメかもしれない、とまで思いました。

 でも、こんな素敵な機会もう二度とないから、やれることだけやって思いっきり楽しもう!と思い直しました。

 出演者の皆さんで改めて一言ずつ、挨拶をしてVOCALOID ch.は始まりました。


 OPは、ナーディウスさん。お洒落な感じで心地よかったのですが、そわそわしてしまって集中して聴き入れなかったのが悔やまれます。

 いつものようにぴょんぴょん(※音楽に合わせてステップを踏むこと)もしたのですが、なんとなく身が入りませんでした。思い返せば緊張していたんですね、たぶん。

 あっという間に私の番に。始まる前に主催のピコシマメさんが横についてくれて、とても心強かったです。    

 ふわふわとした気持ちで、再生ボタンを押して私のDJは始まりました。


 最初の1曲目は、AIR田さんの“ ”でアカペラの曲です。Ahという声のみで構成された一曲で、ボカロの声に吸い込まれるような、声に溺れるような感覚を味わってほしくて選びました。

 不思議な浮遊感の後は、2曲目、文鳥Pさんの“霧初音”で透き通る音にハッとしてほしくてかけました。心地よい高音の笛の音、それに重なる初音ミクの歌声。その美しさを感じてほしかったのですが、どうでしょうか。

 初音ミクの声はこんなにも涼やかなんだ、と気づかされる一曲です。

 ちなみに某A氏狙い撃ち曲でもあります。

 3曲目はryoさんのバラード“きみをわすれない”(リアレンジ版)です。メルトなどに比べると知名度は低いですが、大好きな一曲です。

 個人的に祈りっぽさを感じる作品でもあります。

 4曲目はPENGUINS PROJECTさんの“蛍”で、しっとりした曲が続きます。この曲も、祈りっぽさを感じます。夏の静かな夜にそっと捧げる祈りという感じでしょうか。

 日本的な美しさも感じる素敵な作品です。

 5曲目は、DATEKENさんの“紡唄”です。こちらも日本的というか、東洋の美しい音楽という感じがします。鏡音の声と管弦楽器の相性は抜群で、思わず聴き入ってしまいます。

 「すごい好き」「最高」とフロアから声が聞こえて、心の中でガッツポーズ&少しにやにやしてしまいました。

 6曲目は、millstonesさんの“カガリビト”変拍子の曲です。神秘的な雰囲気に凛として響く初音ミクの声が素敵な一曲です。

 millstonesさんのこの曲と、可能世界のロンドが大好きなのでどちらかはかけたいと思い、かけました。かけることができて、満足です。

 歓声があがって、ニヤッとしてしまいました。

 7曲目は、sasakure.UKさんの“蜘蛛糸モノポリー”です。前曲の神秘的な雰囲気とピアノの音色が似ているので、つないでみました。

 sasakure.UKさんの曲は、どれも素敵なので一曲絶対かけたいと思っていました。かけることができて満足です。(二回目)

 8曲目は、Treow(逆衝動P)さんの“Blindness”また変拍子の曲です。変拍子は正直どうやってつなげばいいのかわかりませんが、好きなのでかけちゃいます。

 こちらも神秘的な雰囲気とピアノの音色が似てるため、つないでみました。フロアから出だし二秒で歓声があがって、めっさにやにやしました。

 9曲目は、Watoさんの“なないろの朝”です。この曲は、一年位前にもしもDJするならセットリストを考えてたときに選曲していた曲で、絶対にかけたいと思っていました。かけることができて満足です。(三回目)

 踊るようなピアノの音色と伸びやかに歌い上げる初音ミクの歌声が魅力的な一曲です。

 フロアから歓声が聞こえて、反応してもらえることの嬉しさをかみしめていました。

 10曲目は、神尾けいさんの“なつ、ひかり。”です。夏の儚さをギュッと詰め込んだ夏曲です。個人的に祈りっぽさを感じます。

 優しいアコギの音と儚げなGUMIの歌声に引き込まれる一曲です。

 11曲目は、Clean Tearsさんの“夏影-Summer Wind Remix-”です。ここでまさかのトランス。夏つながりでつなげてみました。

 ステップを存分に踏んでほしくて、フルがけしました。現場録音mixを聞くとわかるのですが、キュッキュと靴音が入っております。自分のかけた曲で踊ってもらえるの、こんなに嬉しいものなのですね。

 この曲も個人的に祈りっぽさを感じる一曲です。空に届ける感じで。

 12曲目は、小林オニキスさんの名曲“サイハテ”のkzさんremixです。個人的には、この曲も空に祈りを捧げる感じがするのでつなげました。

 また、音的にもステップ踏めるリミックスなので、つないでみました。気持ちよくぴょんぴょんできたら、幸いです

 13曲目は、kaolingさんの“神の名前に堕ちる者”です。突然の民族調。ここから民族調のターンが始まります。

 もともと音楽は神に捧げるもの、神を祭る祈りのようなものでした。そのため民族調は、祈り成分たっぷりな気がしています。

 この曲も厳かな感じがして、まさに神に捧げる歌なのでかけてみました。

 薄々わかってきたかもしれませんが、今回のDJのテーマは「VOCALOIDとうたと祈りと」です。公募受かったmixが民族調中心だったことと、祈りっぽい曲が好きなためこのテーマにしました。

 この曲で歓声があがるとは思っていなかったので、正直めさめさにやにやしました。

 14曲目は、yuukissさんの“FLOWER TAIL”です。KAITO曲です、KAITO!ボカクラであまりKAITOの曲を聞かないので、かけました。

 舞い踊りたくなる一曲です。

 15曲目は、yanagiPさんの“千年の独奏歌”です。KAITO二連続。KAITOの声が十二分にいかされた作品です。 つなぎ少しミスったのが、悔やまれます。

 この曲も舞い踊るイメージなのでつないでみました。

 16曲目は、秦野Pさんの“雨を連れゆく”です。

 この曲で歓声があがるとは思ってなかったので、嬉しかったです。

 鏡音レンボーイソプラノがよく映える美しい一曲です。個人的に、雨の中でしっとり舞い踊るイメージです。

 最後は、じょんさんの“メテオ”です。DJやるんだったら、一度でいいからメテオフルがけして〆たいと思っていたので、実行しちゃいました。

 正直メテオで〆るなんて、次のDJさんが困ってしまいますよね。次がピコシマメさんじゃなかったらやっていませんでした。


 ふわふわとした気持ちはずっと続いて、あっという間に私の時間は終わりました。

 生まれて初めてのDJは、とても楽しかったです。こんなにも反応がもらえるとは思わなかったので、本当に嬉しかったです。

 DJをするときに気を付けたことは、自分の好きに正直になることとグルーヴを大切にすることです。

 グルーヴとは(上手く説明できませんが)音楽の流れ、音の波といいましょうか。その流れはちゃんと作ろうと思いました。

 完全に自分の感覚頼りにやったので、上手くできていたか正直心配でした。でも、ある方がTwitterで「こんだけ縦横無尽な選曲しているのにグルーヴが一切破綻してないの驚嘆でしかない。」とツイートして下さって、自信がつきました。

 この調子でDJ続けていきたいと思いました。

 こんな素敵な機会に恵まれたことに感謝です。

 私なりの好きを初めて音楽を通して表現できたこと。こんな素敵な経験ができて、幸せです。私のDJを通して少しでも伝わると嬉しいな、なんて。

 ボカロっていいな、ボカロの音楽って素敵だなと思ってもらえると嬉しいです。

 長くなりましたが、ただのボカロ好きが生まれて初めて人前でDJをしたよ、はおしまいです。

 ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

綿毛のきせきをおいかけて Mizcreid / “Dande-Lion” #vocanote

綿毛のきせきをおいかけて


ふわり ふわふわ ふーわふわ

お空へむかって とんでいく

知らない場所へと とんでいく

自由気ままに とんでいく

「僕も乗りたいけど、無理だよね。

だから、かわりにおまじない。願いが叶うおまじない。」

ふわり ふわふわ ふーわふわ
――――明日はどこへいくのかな。


太陽に負けない花


 たんぽぽは、あなたにとってどんな植物ですか。 私のたんぽぽのイメージは、花というよりも雑草のイメージが強いです。 同じように太陽を思わせる向日葵に比べると、茎は細く、地味で一見頼りないように思えます。

 

 でも、この花には他の花にはない力強さがあります。

 

 作者は、療養中にこの曲を作ったそうです。(動画説明文参照) 歌詞中の”蒼い手”は自身のことでしょうか。

 

 これは私の勝手な憶測に過ぎませんが、作者が目を伏せ気味に窓の外を見たときに、ふと目に入った”眩しい色”に目を細めたのではないでしょうか。春がやって来ると当たり前のように咲く、この花に、元気を貰ったのかもしれません。普段は気づかない小さな命の力強さに救われたのかもしれません。


 体も心も本調子ではない”私”の変わりに、どこまでも飛んでいって自分らしく咲き誇ることを願ったのかもしれませんね。

 

 『Dande-Lion』は、聴き手に強烈な印象を残す作品ではないかもしれません。 でも、気分が落ち込んでしまったときに、そっと元気を運んでくれるはずです。

 

 そう、”ふわふわ綿毛”のように。

 

※このレビューは、音楽レビューサイト「DAIM」に寄稿したものを再編集したものです。

生と死を教える二酸化炭素 100回嘔吐 / “吐き出す”  #vocanote

 

生と死と二酸化炭素

 本作『吐き出す』の魅力は生きている“わたし”が吐く“白い息”と逝ってしまった“あなた”の対比です。同じ二酸化炭素であるが、こんなにも違います。


 さて、歌詞中の死の象徴として使われている煙。火葬が一般的な日本では、ピンとくるだろう。では、外国ではどうでしょうか。世界では土葬が一般的です。死と煙を結びつける感覚は、日本独特なのではないでしょうか。

 

 日本の死のイメージを天に昇るだとすれば、世界の死のイメージは地に眠るといえるでしょう。

 

 星になる。永遠の眠りにつく。土に還る。

 

 いずれはやってくる別れを表す言葉は、多くあります。でも、私は本作『吐き出す』を聴いて、「煙になる」が一番儚い表現だと感じました。

 

 生きていることといえば、酸素を吸うイメージが強かったため、二酸化炭素を吐き出すことで生と死を示唆している歌詞に驚きました。

 

 吐息と煙は同じ白い気体であるのに、なぜこんなにも違うのでしょうか。

 

 生きていることと死んでいることを、残酷に優しく教える二酸化炭素

 

 本作は、手が悴むような寒い日に聴くのがいいのかもしれません。ふと吐く息のような温かさが本作にはあるので。それがまた魅力となっています。

 

 余談ですが、本作が投稿されたのは11月下旬です。作者は何度白い息を目にしたことでしょう。その度にいなくなってしまった人に思いをはせたことでしょう。

 

 最後に、作者へ一言捧げます。

 

  ——吐き出してくれてありがとう。

 

※このレビューは、音楽レビューサイト「DAIM」に寄稿したものを再編集したものです。

初めての音は、恋に落ちる音でした。 #vocanote

 あなたは「メルト」という曲を知っていますか?

 ryoさんの代表曲であるこの曲は、私にとっての初めての音――生まれて初めて聴いた初音ミク使用楽曲です。 当時高校生だった私は、「初音ミク」という存在を知らずにこの曲に出会いました。きっかけは、学校の帰り道、好きな曲の話になって、友達から教えてもらったのがメルトでした。

 家に帰って、早速検索検索。当時はニコニコ動画の存在も知らなかったので、YouTube初音ミクに出会いました。 最初に聴いたときは、その歌声に心惹かれました。

 何だろう、この声。高音が真っすぐ出て、不思議な声。どんな女の子が歌ってるんだろう?

 調べてみると、人ではなく音声合成ソフトのVOCALOID初音ミク」が歌っていることがわかりました。

 しかも、メルトはアマチュアの人が作った曲であることも知りました。

 いつか機械が歌う時代が来るだろうと思っていたら、もうすでに来ていたこと、プロでなくても素敵な作品を作る人がいること。この二つの事実に、衝撃を受けたことを今でも忘れることができません。

 メルトをきっかけに、ちょっと不思議な歌声を持つ初音ミクの作品をもっと聴きたい、趣味で作られた作品をもっと知りたいと私は作品を探し、聴き漁るようになる後の話。

 ここからは、メルトのお気に入りポイントを紹介しちゃいます。

メルトのお気に入りポイント

その1 真っすぐな歌詞

 メルトは聴いている側が恥ずかしくなるほど、真っすぐに恋する女の子が描かれています。

朝目が覚めて真っ先に思い浮かぶのは君のことだし、前髪を切ったのは話しかけてほしいだし、君と半分この傘は嬉しすぎて息が詰まってしんでしまいそうになる。

だって君のことが好きだから

君のことが好きな気持ちが溢れて、キラキラしてる女の子の様子が目に浮かびます。

その2 真っすぐな歌声

“恋に落ちる音がした”と歌詞にありますが、私はこの作品で初音ミクの声に恋をしました。メルトは最初は音が低く、サビになると高くなります。音域が広い人でないと歌いにくい曲です。それを初音ミクは、軽々と真っすぐ歌っていました。羨ましいなと思うのと同時に、伸びやかに高音に惹かれました。

メルトは、お気に入りポイントその1の真っすぐな歌詞と相まって、私の心を虜にしてしまいましたとさ。

おまけ:メルトを聴き比べてみよう

メルトは、実はいろいろなverがあります。まず、ニコニコ動画に投稿されているver 次に200万再生記念の「2M MIX」 300万再生記念の「3M MIX」 アルバム『supercell』に収録されているver

どれもそれぞれのよさがあるので、聴き比べてみて下さいね。

※「2M MIX」「3M MIX」は動画の投稿文のリンクからDLできます