音のまにまに

おんがくや好きなことについて、のんびりと。

音楽レビューによせて

 今回は「音楽レビュー」について考えていきます。

音楽レビューってどうやって書くの?

 「音楽レビューってどうやって書くの?」そう尋ねられたら、どう答えますか。私は「想ってみた」をしてるよ!と答えます。

想ってみたとは?

 「想ってみた」とは、ある作品について想いを巡らせることです。今回はタイトルにある通り、音楽に限定してお話します。

想ってみたの目的

 「想ってみた」の目的は、好きな曲をもっと好きになることです。“好きなものをもっと好きになろう”これが「想ってみた」のコンセプトです。

 「想ってみた」をすればするほど、好きな曲をもっと好きになれます。理由は好きであることを客観的に捉え、深めることができるためです。だから私は「想ってみた」をしているし、できれば多くの方にやって頂きたいと考えています。

 というわけで、次の項目からやり方を説明していきます。

想ってみたのやり方

 ある曲を聞いて、「あ、この曲好きだなー」と思ったとします。では、その曲の何が好きなのか考えてみましょう。

 え?直感でそう思ったからよくわからない?

 まあ、そんなに慌てないで。ゆっくり行きましょう。何度か繰り返して聞いてみて。お気に入りのフレーズ――サビ、メロディ、歌詞、ギター等の一部の楽器の音。きっと見つかるかと思います。内容は何でもOKです。メモ書き程度でいいので、書き出してみましょう。

 全部好きっていうのもアリかと思います。でも、できれば特にお気に入り!!を探してみて下さい。面白いと思うのでー。

 さて、書けましたか?

 はい、あなたは今「想ってみた」ができましたー!なんて簡単なんでしょう!!

 以上誰でもできる「想ってみた」講座はおしまいです。ありがとうございましたー。

 ……冗談です。

 好きなところを書き出す、これが「想ってみた」の第一歩です。では、さっそく次のステップを紹介したいと思います。

 次のステップは……

  • 曲のイメージをもとに作品を作る

  • 曲のベストシチュエーションを考える

  • 想ってみたメモを文章にする

以上のラインナップとなっております。お好きなものに、Let's challenge!!

曲のイメージをもとに作品を作る

 具体的には、イラストを描いたり、動画をつけたり、小説などを書いたりすることです。また、曲をリミックスしたり、アレンジしたり、歌ってみることも含まれます。他にも、振り付けを考えて踊ってみたり、曲をイメージしたお菓子を作ったりすることもアリです。

 ものを作ることが好きな人におすすめです。

曲のベストシチュエーションを考える

 どんなときに聞くと、よりその曲のよさを感じやすいのかを考えます。具体的には、季節、天候、気分、時間帯、場所が挙げられます。「○○の曲とセットで聞くと、よさげ!!」なんていうのもいいでしょう。甘いお菓子と紅茶がよく合うみたいな。

 ランダム再生機能を使って、この曲とあの曲は合うなーと思ったことはないでしょうか。あなたオリジナルのベストセットを考えてみるのもおススメです。

 また、テーマを決めて再生リストを作ったりすることも楽しいですよ。

想ってみたメモを文章にする

 これはちょっと難しいです。いわゆる上級者、玄人向けです。

 最初に紹介した想ってみたメモをみて、なぜ好きなのか理由を考えます。何かを好む気持ちは主観から始まるものです。その“好き”を一歩引いたところで冷静に見つめ直し、深める。

 ――なかなか難しそうでしょう? でも、一番やりがいのある方法なのかも。

まとめ

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 さて、「音楽レビューによせて」と題し、音楽レビューを書く方法として「想ってみた」を紹介しました。ここで紹介したものは、誰でもできる方法だと思います。やってみたいと思った方法から、ぜひやってみて下さい。

 「想ってみた」は私自身はじめたばかりなので、これから試行錯誤して改善していくつもりです。楽しんでいきましょう。 

 音楽レビューを書くことは、音楽をすることに含まれていると思います。音楽レビューを読んだ人に、音楽が一瞬でも聴こえれば音楽と呼べるのではないでしょうか。

 音を届けるレビューを書くことができれば、素敵だなーと。大切な人にお手紙を書くように書いていこうと思います。